まゆゆ、初ミュージカルでキスシーン初体験「緊張と不安とドキドキと楽しみが…」

スポーツ報知
初ミュージカル「アメリ」のゲネプロで恋人役の太田基裕と初のキスシーンを披露した渡辺麻友

 昨年末にAKB48を卒業した渡辺麻友(24)の初主演ミュージカル「アメリ」が18日、東京・天王洲銀河劇場で初日を迎えた。

 開演前に会見した渡辺は「ついに初日の幕が開くんですけど、この作品のお話を最初に聞いたのが1年半前くらい。まだまだ先だなあと思っていたら、あっという間に時間が過ぎて…。今、すごく緊張と不安とドキドキと楽しみと、いろんな気持ちが入り交じっているんですけど、最高の舞台をお届けできるように一生懸命、精一杯頑張りたいと思います」と大きな目を輝かせた。

 初日公演の直前、取材陣に公開されたゲネプロでもウェートレス、修道女など様々な“コスプレ”を披露。AKBの11年間で鍛え抜かれたダンスに加え、抜群の歌唱力で全20曲を歌い上げ、大きな拍手を集めた。

 クライマックスには恋人役の太田基裕(31)とのキスシーンも披露。AKB時代を通じて、初めてのキスシーン挑戦となった。

 06年、12歳で創設期だったAKBのオーデイションに合格。「まゆゆ」の愛称のもと、2014年6月のシングル選抜総選挙で史上最多(当時)の15万9854票を獲得して1位となるなど11年間に渡って、エースとして活躍してきた。

 昨年までなら、この時期は年に1度の「総選挙」の時期で、「総選挙の季節ですが…」とポツリ。「あれは、また(舞台とは)違った特別な緊張感なので。全然違う感覚なんですけど…。割と同じくらいの緊張感というか、そのくらい大きなものを今、感じています」と続けた。

 AKB卒業から5か月、一人の女優として歩み始めた“新生まゆゆ”は「正直に言うと、不安の方が大きいですね、やっぱり。ひとりでやっていかなきゃいけないので、そういう不安はあるのですが…。でも、舞台はやっぱり生ものですし、自分自身が楽しむということもすごく大事だと思うので、その気持ちを忘れずに精一杯挑みたいと思います」と前を見つめていた。

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