ジュンスカ、30周年ライブで2200人熱狂 9月から全国30か所巡るツアー開催

スポーツ報知
デビュー30周年ライブを行った「JUN SKY WALKER(S)」の(左から)森純太、宮田和弥、小林雅之、寺岡呼人

 4人組ロックバンド「JUN SKY WALKER(S)」が19日、東京・中野サンプラザでデビュー30周年ライブを行った。

 デビューから丸30年を迎える21日に発売する初オールタイムベストアルバム「ALL TIME BEST~全部このままで~1988―2018」を記念したライブ。ヒット曲「歩いていこう」、初披露の新曲「One―Way」など25曲で満員の2200人を沸かせた。

 97年の解散、07年の再結成を経て節目の年を迎えたボーカル・宮田和弥(52)は「30年、感謝というか、解散してまた同じメンバーとステージに立てて幸せです」と感慨深げ。「35、40、50周年までいけるかな。いつまでもこの4人で転がり続けていきたい。みんな、愛してるよ~」と力強い歌声を響かせた。

 88年11月に東京・原宿のホコ天で最後に行った路上ライブの映像が初上映され、ベース・寺岡呼人(50)は「タケノコ族とか古い人たちと思ってたけど、こうやって見ると僕らも古いな」と笑わせた。

 ギターの森純太(53)は、22歳だった87年に中野サンプラザでの英歌手エルビス・コステロ(63)のライブを訪れた思い出を回想。開演前にサインをもらったそうで、「髪を立てて入り待ちしてたら『なんでパンク小僧が俺にサインを?』と迷惑そうな顔してたけど、もらった!」と自慢げに語り、「ロックンロールの先人たちの影響を受けてバンドを始めて、今日このステージに立ててる」と感謝した。

 アンコールでは、9月から来年3月まで、30周年にちなんで30か所30公演を行う全国ツアーを開催すると発表。宮田は「最終的には47都道府県いきたい」と野望を語った。

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