「孤狼の血」の阿部純子、日ロ合作映画に主演「絆が深まるきっかけに」

スポーツ報知
日ロ合作映画「ソローキンの見た桜」製作発表会見に出席した阿部純子とイッセー尾形

 女優の阿部純子(25)が21日、東京・元麻布のロシア大使館で行われた日ロ合作の主演映画「ソローキンの見た桜」(来春公開、井上雅貴監督)の製作発表会見に出席した。

 日露戦争時、ロシア兵の捕虜と日本人看護女性との許されぬ恋をテーマとした作品で、日本とロシアの映画交流第1弾となる。警察と暴力団の男たちを描いた「孤狼の血」(公開中)にも出演するなど、注目度急上昇中の阿部は看護女性と現代のTVディレクターという1人2役に挑む。

 紅梅色の着物で登壇した阿部は、6月に松山市とロシア・サンクトペテルブルクで行う撮影を前に「今から胸がいっぱいです。初めてロシアにも渡航できるので楽しみですし、(両国の)絆が深まるきっかけになれば。ロシアの俳優の方と演技するにも初めてなので学ばせていただきたい」と抱負。1人2役については「責任重大ですよね。緊張しています」と話していた。

 捕虜収容所長役を務めるイッセー尾形(66)は「なぜか子供の頃からしっている話だったので、映画に出られる光栄なことですね」と撮影を心待ちにしている様子だった。

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