尾木直樹氏、アメフト“悪質タックル”被害届提出に「真相をはっきりして欲しい」

スポーツ報知
尾木直樹氏

 尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(71)が21日、フジテレビ系「グッディ!」(月~金曜・前8時)に出演し、日大と関学大のアメリカンフットボール定期戦で、日大選手による悪質タックルで関学大QB選手が負傷した問題について言及した。

 6日のアメリカンフットボール定期戦(東京・アミノバイタルフィールド)で日大DL選手の悪質タックルにより、右膝軟骨損傷と腰部打撲で全治3週間と診断された関学大QB選手。日大・内田正人監督(62)は、19日の会見で騒動後、初めて公の場に姿を見せ「この問題はすべて私の責任」と謝罪し監督辞任を表明するも、選手にタックルを指示したかどうかについては明言を避けていた。

 21日午前、被害選手の父親が大阪府警に被害届を提出。今夜にも父親が会見を行う予定という。

 尾木氏は、被害届が提出されたことに「内田監督の会見を聞いてもスッキリしなかった。真相をはっきりして欲しいとの願いだと思う」と分析。内田監督の会見で真相が究明されなかったことに「警察の力を借りてはっきりさせようという気持ちだと思う」と語った。

 一方、加害選手側の母親が「言った言わないとなっているのが悲しい」とコメントしていることに「ものすごく胸に響いた」と明かした尾木氏。「加害者側は分かっているわけですから事実を…」と早期の真相究明を望んだ。今後、日大は24日までに騒動の経緯や見解を関学大に回答し、それを受けて関学大も3度目の会見を開く予定。

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