日大ＯＢの立川志らく「高座に上がって、日大出身っていうとバカ受け」

　日大ＯＢの落語家・立川志らく（５４）が、２７日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜・前１０時）で、日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題を指摘した。

　これまで日大側は一貫して内田正人前監督ら指導者の「指示」を認めていない。母校の騒動に志らくは「ものすごく恥ずかしいと思った。だけど舞台とか高座に上がって、日大出身っていうとバカ受けになる。つかみとしては微妙」と苦笑い。

　そして「最初に謝っておけばこんなに大きな問題になっていない。スポーツの世界で野球だって、（死球を）ぶつけられたら、ぶつけ返せとか。このぐらいのことはある。最初に本当にすみませんでした（と言えば）」と日大側の対応のまずさを指摘した。

　「あんなつぶし方をするとは思わなかった。本当に我々の指導が悪かった。選手は悪くない我々、指導者が悪いと謝っておけばここまで（騒動は）大きくならない。選手が正直に言っているのに、２人が出て来てぐずぐず言い訳をして」と内田前監督と井上奨（つとむ）コーチの会見に苦言を呈した。