久保田悠来、謎めいた秘書で注目「多重人格の役チャレンジしたい」

スポーツ報知
ミステリアスな雰囲気の秘書役で注目を集める久保田悠来

 俳優の久保田悠来(36)が、フジテレビ系ドラマ「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」(ディーン・フジオカ主演、木曜・午後10時)で謎めいた秘書・牛山直紀役を好演し、注目を集めている。

 「巌窟(がんくつ)王」の邦題で知られるアレクサンドル・デュマの同名小説が原作。久保田は建設会社社長・神楽清(新井浩文)の秘書。無表情でミステリアスな雰囲気を漂わせるが、今後、神楽との関係性に大きな展開が起こるという。「家に押しかけたり、割れたコップまで片付けたり、親身な役どころ。人生はボタンの掛け違いでいろいろなことが起こる…。(劇中では)そのボタンの一つになれればと思う」と意気込んだ。

 「役を生ききる」がポリシー。初舞台初主演作「switch」(07年)が原点になっている。「ドラマや映画じゃなく、舞台が最初だったことが大きい。主演としてのあり方や心構え、先輩方や演出家の方々に一から教えていただいた。人前に立っても臆することはないですね」。昨年、俳優デビュー10周年を迎え「ゼロからまた、表現していけるようになりたい。いろいろな人格を演じられるのは醍醐(だいご)味。多重人格の役だったり、チャレンジしていきたい」と目を輝かせた。

 ◆久保田 悠来(くぼた・ゆうき)1981年6月15日、神奈川県出身。36歳。モデルを経て芸能界入り。09年から4年間、舞台「戦国BASARA」で伊達政宗役を演じ、注目を集める。10年「ガチンコ喧嘩上等」で映画初主演。13年「仮面ライダー鎧武/ガイム」に出演。特技はサッカー、水泳、アクション。身長180センチ。血液型A。

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