月船さらら、銀座ホステス描く「女帝」主演 「宝塚時代から大ファンの作品。私しか出せない味を」

スポーツ報知
舞台「女帝」に出演する(左から)渡邉翔、月船さらら、杉本有美、室龍規

 元宝塚歌劇男役スターで女優の月船さらら(43)が30日、東京・渋谷のシブゲキ!で主演舞台「女帝」(倉科遼原作、シライケイタ演出、6月3日まで)の開演前に取材に応じた。

 主人公がホステスとして激しい修羅場をくぐりぬけ“銀座の女帝”に成長していく姿を描く人気漫画が原作。映画(小沢真珠主演、2000年公開)やドラマ(加藤ローサ主演、07年)になっているが、舞台化は初めて。

 主演の月船が4年前、原作者に「私、『女帝』の大ファンです。舞台化してください」と言ったのが始まり。月船は「舞台化は願っていたが、まさか自分が主演させていただけるとは、思ってもいなかった。『しめた!』と思った」といい、「宝塚で悩んでいる時期に手にした原作だけに運命的なものを感じる。女の園のピラミッドの中で育ったからこそ出せる味がある。私にしかできないものを」と意気込んでいる。

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