「クレヨンしんちゃん」野原しんのすけ役の声優・矢島晶子が降板「声を保ち続ける事が難しく」

スポーツ報知
クレヨンしんちゃん

 テレビ朝日は1日、同局系人気アニメ「クレヨンしんちゃん」(金曜・後7時半)で主役の野原しんのすけの声を担当する声優・矢島晶子が、今月26日の放送を最後に降板することを発表した。7月からの後任は現在調整中という。

 矢野は1992年4月13日の番組放送開始からしんのすけの声を担当。同局によると、本人から「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなり、キャラクターの声を作る作業に意識が集中して、役としての自然な表現がしつづらくなった」との理由で降板の申し出があり、番組制作スタッフと協議を重ねた結果、降板を決定したという。

 26年3か月に渡る出演となる矢島は同局を通じて「この度、野原家から離れることに致しました。理由は、しんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為です。キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然が表現が出来にくくなってしまった為です。長い間、皆様に親しんで頂き、本当に感謝しております」とコメントを発表。

 同局では「これまで『クレヨンしんちゃん』に生き生きとした、大変魅力あるキャラクター性を吹き込んで頂き、長きにわたって作品を支え続けて頂いた矢島晶子さんの多大なる功績に、番組関係者一同、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と感謝した。

芸能

×