「恋の季節」の「ピンキーとキラーズ」ドラムのパンチョ加賀美さん死去…今陽子がブログで報告
スポーツ報知

歌手の今陽子(66)が3日、自身のブログを更新し、「ピンキーとキラーズ」でドラマーだったミュージシャン・パンチョ加賀美さんが亡くなったことを伝えた。74歳だった。
今は、「パンチョさん…安らかに…」と題し「悲しいお知らせをしなくてはいけません…『ピンキーとキラーズ』の大切なメンバー、ドラムのパンチョさんが亡くなりました。ご家族のご意向で、家族だけで葬儀をやらせていただきました」と報告した。
ブログでは、パンチョさんとの思い出の写真をアップ。「昨年から久しぶりに会おうよ~~~と声をかけていましたが、入退院を繰り返していたようで…病室にスマホがあると言うので、励ましのLineを送ったら…もう自分で読めなくて身内に何回も読んでもらって涙を流していたそうです」と明かした。
その上で「このところ私の親しい人たちの訃報が続き…悲しいし…辛いし…でも生きたくても生きられなかった友のために 私は自分の道を全うし、高齢の母を大切にしていくこと…頑張ります」とつづった。そして、「明るく精いっぱい生きたパンチョ兄貴のご冥福を皆さん…祈ってあげてください。これでオリジナル ピンキーとキラーズは無くなりました…でも私が大切にピンキラナンバーを歌い続けていきます。パンチョさん、お疲れ様でした、大好きなお酒をゆっくり楽しんで…どうぞ…どうぞ…安らかに…」と記した。
加賀美さんは1944年2月21日生まれ。ドラマーだけでなく声優、役者としても活躍した。ピンキーとキラーズは68年に結成され、デビュー曲の「恋の季節」は、オリコンで歴代最高となる17週間1位を記録。同年の日本レコード大賞新人賞を受賞した。