橋本マナミ「まんぷく」出演決定で“国民の愛人”卒業宣言「朝の女になれるよう頑張りたい」

　女優・安藤サクラ（３２）がヒロインを務めるＮＨＫの次期連続テレビ小説「まんぷく」（１０月１日スタート、月～土曜・前８時）の新キャスト発表が４日、大阪・中央区のＮＨＫ大阪局で行われ、桐谷健太（３８）、瀬戸康史（３０）、橋本マナミ（３３）、岸井ゆきの（２６）、松井玲奈（２６）、呉城久美（３１）、浜野謙太（３６）、藤山扇治郎（３１）、中尾明慶（２９）、片岡愛之助（４６）、橋爪功（７６）の１１人を発表した。

　戦前の大阪を舞台に、インスタントラーメンを発明した日清食品の創業者である安藤百福氏と、その波乱万丈な人生を支えた妻を描く。多彩な出演者たちに、安藤は「こんなに短時間でたくさんの俳優さん、女優さんとお芝居できるのは、朝ドラでしか経験できない特権だと気づいた。これから先、撮影がつらくなっても、もう元は取れたわっていうくらい楽しい」と撮影が始まってからの１か月を振り返った。

　安藤演じる福子とともにホテルで働く、あこがれの先輩・恵を演じる橋本は「今回は福子ちゃんがあこがれる、仕事ができる女性ながら男性経験がない役なんです。私のキャラとはすごく矛盾するんですが、今回で夜の女から朝の女になれるよう頑張りたい」と、まさかの“国民の愛人”卒業宣言が飛び出した。

　また、朝ドラ初出演となる桐谷は、長谷川博己（４１）演じる福子の夫・萬平の才能にいち早く目を付ける商売仲間の世良を演じる。冒頭のあいさつで自身のヒット曲「海の声」のサビを披露。「紅白歌合戦ではお世話になりました。しっとりバージョンでお送りしました。チキンラーメンの話ではありますが、僕は背脂チャッチャッチャッくらい濃いので、それくらいたくましい世良を演じたい」と気合十分。

　同じく初出演の松井は「撮影に参加したのはまだ１日だけなんですが、もの作りをしている現場だなあというのがすごく伝わってきた。あわよくば、このチームで大みそかを迎えられれば」と、年末の紅白歌合戦に「まんぷく」チームとして出演することを期待していた。