藤井聡太七段、将棋史に残る名手「△7七同飛成」を説明

2018年6月11日6時0分  スポーツ報知
  • 女流棋士を目指す中学3年生・大田暖乃さんから花束を受け取った藤井聡太七段

 将棋の藤井聡太七段(15)が10日、名古屋市で開催された「昇級・昇段を祝う会」に出席した。

 デビューした一昨年12月に行われた四段昇段祝賀会から1年半。順位戦で即昇級し、段位を3つも上げた藤井七段は「タイトルを目指していきたいと強く思っています。棋士になった頃は遠い遠い目標でしたけど、距離を縮められた部分があります。純粋な探求心を忘れず精進していきたい」と前を見据えた。

 七段昇段後に迎えた5日の第31期竜王戦ランキング戦5組決勝で石田直裕五段(29)に勝利した際の「△7七同飛成」がファンの間で話題になっている。「将棋史に残る名手」ともたたえられている一手について「人間であれば条件を整理し、条件に沿った手を考えていく。その中で導き出した手でした」と説明。「現状、最近のソフトが大変強いことは言うまでもないことですけれども、部分的には人間の方が深く読める局面もあると個人的には考えていたので、それが表れたのかなと思います」と力のある言葉で振り返った。

 東京と大阪にある将棋会館を名古屋に新設する案が浮上していることについては、地元棋士として「前向きな動きは大変ありがたいことだなと思っております」と歓迎した。会には東海3県の将棋指導関係者ら約500人が出席。2月の五段昇段時に開催が決定したが、当日までに本人がさらに昇段を重ねた。招待状には「六段昇段を祝う会」と記されていた。(北野 新太)

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