「たかし日本代表」細川たかし、乾“たかし”のゴールに期待…応援歌新曲発売

スポーツ報知
南房総の海をバックにみこしを担ぐ(前列左から)中村泰士氏、細川たかし、レイザーラモンRG

 演歌歌手の細川たかし(68)が15日、千葉・鴨川のホテル三日月で最新曲「輪!諸居(ワッショイ)にっぽん」の発売イベントを行った。

 細川のヒット曲「心のこり」「北酒場」などを手がけた中村泰士氏(79)が書き下ろした、明るいポップな曲調の日本の応援歌。14日にロシアで開幕したサッカーW杯に臨む日本代表にもピッタリの曲となっている。細川は「初戦は盛り上がるだろうね。ワッショイ!という気持ちです」と応援モード。同曲の歌詞でも「和のこころ 輪になろう」とつづられていることから「輪を大事に頑張ってほしい」と鼓舞した。

 この日は細川の68歳の誕生日ということもあり、モノマネから弟子に昇格した「こぶしたかし」ことレイザーラモンRG(44)も駆けつけた。RGは「日本代表には『乾貴士(たかし)』という選手もいる。細川、こぶし、乾と“たかし尽くし”でワッショイですね」と、12日に行われた親善試合のパラグアイ戦で2得点を挙げたキーパーソンに着目。すると細川も「『たかし』って言うんだ? 日本全国の『たかし』の代表として活躍してほしい」とエールを送った。

 この日のイベントで細川は、南房総の海をバックに地元の有志たちに加わりみこしをかつぎ、幸運を引き寄せた。「いくつになっても誕生日はいいもんだね」と細川。「プレゼントに『たかし』のゴールが見たい。僕は日本コロムビア所属だし」と19日の初戦・コロンビア戦に引っかけ、初W杯へ臨む乾の大爆発に期待していた。

 ◆「北酒場」から36年、中村氏「嬉しい」

 RGは今月20日にシングル「いただきます」でソロデビュー予定。細川の個性的なヘアスタイルをまねたことをきっかけにブレイクし、歌手として舞い込んだチャンスに「師匠のおかげです」と頭を下げた。細川と黄金タッグを組む中村氏は「『北酒場』から36年もたった。79歳になって新曲が提供できるのはうれしい」と大満足。「歌の力はまったく落ちてない。若い子に負けずに盛り上げていきたい」と語っていた。

芸能

×