【AKB総選挙】宮脇咲良「さっしー、ごめん」3位で総選挙からの引退表明

スポーツ報知
3位のコールに悔しそうな表情を見せる宮脇咲良(カメラ・馬場 秀則)

 ◆第10回AKB世界選抜総選挙(16日・ナゴヤドーム)

 AKB48の「第10回選抜総選挙」が16日、ナゴヤドームで行われ、SKE48の松井珠理奈(21)が自己最高の19万4453票を獲得し初の1位に輝いた。優勝候補のHKT48の宮脇咲良(20)は3位に終わり、総選挙からの引退を表明した。

 博多のエースは自己最高の3位にも笑顔はなかった。

 「博多(HKT)で獲(と)った旗は博多(HKT)で引き継ぐ」。宮脇は昨年まで史上初の3連覇を果たした指原莉乃から引き継いでHKT勢の“4連覇”を掲げてこの日に臨んだが、惜しくも頂点は逃した。涙ながらにステージに立ち「さっしー(指原)、ごめんなさい。さっしーが守ってきた1位を守りたいと思ったんですけど、ごめんなさい」と頭を下げた。

 それでも昨年から約6万票増の14万1106票を獲得。12年に初出馬し、14年に11位で初選抜入りすると、7→6→4位と順調に順位を伸ばしてきた。グループのエースに成長し、今年は最後の総選挙と決意して立候補。「一度も順位を落とさずここまで来られたのはファンの人が作ってくれた私の誇り。この誇りを胸に、私は総選挙を終わらせようと思います」と次回の不出馬を宣言した。

 1月の成人式ではAKB・向井地美音(20)、NMB・白間美瑠(20)、NGT・中井りか(20)ら各グループのエース級メンバーの中心に立ち「私たちの世代は黄金世代です」と言い切った。今回、自身のトップ取りはかなわなかったが、後輩の矢吹奈子(16)、田中美久(16)も選抜入りを果たし、グループとしての地力は見せつけた。

 次回の不出馬を決めたが、「まだ卒業するわけではないので、笑顔でいっぱいのアイドル人生にしたい」と抱負。フジテレビの生中継に出演した指原へ「さっしーはアラサーだけど、私もアラサーになるまで頑張るので、ずっと一緒に走ってください」と切磋琢磨(せっさたくま)を呼びかけた。

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