溝端淳平「沢田研二さんを参考に」…舞台「魔界転生」製作発表

スポーツ報知
製作発表に出席した(左から)浅野ゆう子、松平健、上川隆也、溝端淳平、高岡早紀

 俳優の上川隆也(53)溝端淳平(29)らが19日、都内で11月3~27日に東京・明治座で上演される舞台「魔界転生」(演出・堤幸彦)の製作発表に出席した。

 小説家・山田風太郎さんの代表作として知られる伝奇小説が原作で、歴史上の剣豪たちが次々によみがえって徳川幕府と対決する時代劇。上川は柳生十兵衛を、溝端は天草四郎を演じる。日本テレビ開局65年記念舞台として上演される。

 演出の堤氏は「とにかくやったことのないことに挑戦します。俳優の皆さん、大変です」と冗談交じりにド派手アクションの連発を予告。1幕で16場もあることが明らかになると、上川は「いい加減にしてくれ」とツッコミつつ「まあ、ムチャクチャしないとこの作品は出来ないですから。覚悟して受けたお仕事でもありますし、ムチャクチャしようと思います」と宣言した。溝端も「堤さんはとにかく大変、飛ぶよと。宙づりにされようが、地べたをはいずり回ろうが精いっぱいやりたい」と決意表明した。

 1981年に深作欣二監督で映画化され、千葉真一が柳生十兵衛を、沢田研二が天草四郎を演じているが、溝端は「沢田研二さんの印象強い。尊敬しつつ、マネできるところはマネさせていただきたい」と語った。出演はほか松平健、浅野ゆう子、高岡早紀ら。10月6~28日に福岡・博多座で、12月9~14日に大阪・梅田芸術劇場でも公演が行われる。

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