TAKAHIRO、セリフほぼない難役に「役者としてのスタートライン」

スポーツ報知
舞台あいさつした(左から)松永大司監督、夏帆、TAKAHIRO、塚本晋也

 EXILEのボーカル・TAKAHIRO(33)が24日、都内でオムニバス映画「ウタモノガタリ―CINEMA FIGHTERS project―」の公開記念舞台あいさつを行った。短編6作の1つ「カナリア」(松永大司監督)に主演。セリフがほとんどない難しい演技に挑んだ。「どう表現していくのか、役者としてのスタートラインに立たせていただいた」と俳優業への思いを強くした。

 同作は、自身で歌う主題歌「Canaria」の歌詞をモチーフに、東日本大震災が題材となっている。福島の帰還困難地域でも撮影を行った。「場所の重たさというか。肌で感じながら撮影させていただいた。真正面から、その環境とぶつかって、受け止めてカメラの前に立つ。すごくプレッシャーだったけど、現状を知れて良かった」と振り返った。

 「ウタモノガタリ―」はEXILEの楽曲などを手がけてきた作詞家・小竹正人氏の世界観を映像化したもので、EXILEのリーダー・HIRO(49)がエグゼクティブプロデューサーを務めるプロジェクト「シネマファイターズ」の第2弾として製作された。1月に全国公開された第1弾は既存の楽曲が題材となったが、第2弾はすべて新曲、未発表曲。6編で、TAKAHIROのほか、三代目J Soul Brothersの岩田剛典(29)らが主演を務めている。

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