前園、アトランタ五輪で共闘した西野監督“敗戦容認”の背景語る

スポーツ報知
前園真聖

 元日本代表の前園真聖(44)が29日放送のTBS系「緊急生放送!FIFAワールドカップ祝!日本代表 決勝T進出SP」(後8時57分)に出演。西野朗監督(63)がポーランド戦で決勝トーナメント進出を最優先し敗戦を選択した背景について推察した。

 前園は96年、西野監督率いる五輪代表のエースとしてアトランタ五輪に出場。初戦のブラジル戦で“マイアミの奇跡”と呼ばれる番狂わせを演じ、ハンガリーも下して2勝1敗としたが、得失点差で3位にとどまり、準々決勝進出を逃した。

 「西野監督もそのことは覚えていて、(ポーランド戦の)試合後に話をしている。2勝1敗で3チーム並んで勝ち上がれなかった。いい内容で2勝しても上がれない。何が何でも、どういう戦い方をしても、決勝トーナメントに行かないといけない。そのアトランタ五輪の思いをずっと持っていた。何を言われようが、自分の信念を曲げないということです」と、敗戦を容認して決勝トーナメント進出にこだわった背景を説明した。

 「そこにトラウマみたいなものがあったと?」とMCの加藤浩次(49)が確認されると、前園は「あったということですね」とうなずいた。

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