中田英寿氏、W杯ごとに変わる代表監督人事に持論「長い期間を見ないと積み上げる事は難しい」

スポーツ報知
中田英寿氏

 サッカー元日本代表の中田英寿氏(41)が、29日放送のTBS系「緊急生放送!FIFAワールドカップ 祝!日本代表・決勝T進出決定SP」(後8時57分)で、日本代表への思いを激白した。

 日本酒を世界へ紹介する会社を起業するなどし、独自の活動を行っている中田氏。長い友人の前園をオフィスに招き、日本サッカーへの提言を行った。サッカーについて話すのは極めて珍しい。

 大会2か月前にハリルホジッチ監督を解任し、西野朗監督が新たに就任した。「2か月で監督がどうこうできるもんじゃない。2か月で選手がどれだけまとまってやれるか。W杯すらもステップに、次につなげていくためにどうしていくか」と指摘した。

 日本協会はW杯ごとに新たな外国人監督を招いているが「外国人監督が4年間やって、良くても悪くても契約が終わって次に行く。それをやっててもその先には進まない」と持論を展開。「4年なら日本人監督で次の3大会はやっていこうとか、外国人に任せるんなら2大会任せてやってみようとか。もう少し長い期間を見ない限り、積み上げる事は難しい。そうしないと監督はその4年間のためだけにやるし、そうしないと意味がないんじゃないかなと思う」と話した。

 FIFAのイベントに姿を見せることもある中田氏。ロシア大会にも「チケットを用意する」とオファーされたそうだが「やるのは好きだけど、見ない」そうで、断ったという。

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