新井浩文容疑者、同じマッサージ店にハマっていた…性的マッサージ禁止の“健全店”だったが

　昨年７月にマッサージ店から派遣された３０代女性従業員を自宅で乱暴したとして、警視庁捜査１課に強制性交の疑いで逮捕された俳優の新井浩文（本名・朴慶培＝パク・キョンベ）容疑者（４０）が２日午後０時４５分、東京・霞が関の警視庁本部から送検された。

　新井容疑者が乱暴したとされる女性は、性的マッサージを禁止している派遣型マッサージ店の従業員だった。

　派遣型マッサージ店は都内を中心に全国に点在するが、ほとんどは「メンズスパ」「アロマエステ」などをうたうものの、実際にはデリバリーヘルス（派遣型風俗）との差異がない店もあり、性的サービスが行われていることもある。また、同様のサービスを一般住民が生活する集合住宅の一室で行い、客側が部屋を訪問するという「マンション型」の店も多数存在する。

　同店は利用者に対し「性的マッサージは禁止」と伝え、書面へのサインを求めていた。施術を開始する前に同様の確認を取る店は、派遣型、マンション型ともに少なく、被害に遭った女性の店は“健全店”だったといえる。マッサージ好きとされる新井容疑者もそれを知らないはずはなく、なぜ乱暴に及んだのか、今後の捜査に注目が集まる。