【報知映画賞】助演女優賞・田中麗奈「映画どっぷりの人生になりたいって、本当に思いました」

2017年12月21日7時0分  スポーツ報知
  • 19年前と同じ3・5キロのブロンズ像を手に賞の重みを実感したという田中麗奈(カメラ・矢口 亨)

 「第42回報知映画賞」の表彰式が20日、東京都港区のザ・プリンス パークタワー東京で開催された。「幼な子われらに生まれ」で助演女優賞を受賞した田中麗奈(37)は、98年「がんばっていきまっしょい」の新人賞以来、19年ぶり2度目の受賞。「新人賞の時よりも、トロフィーの重みを感じます」と喜びをかみしめた。

 さまざまな作品と出合い、役者として成長した自負もある。「新人賞の時は、上京する前で芸能界にも触れてなくて、まだ、ほんわかとしてた部分もありました。それからいろいろなことを学んで、悔しいことも、大変な経験も経て、いただいた賞。今の方が、しっかりと重みも感触も実感できます」と振り返った。

 昨年は「葛城事件」(赤堀雅秋監督)で共演し、主演男優賞を受賞した三浦友和(65)のお祝いで登壇していた。この日のステージでは「ちょうど1年前に、私もいつかと思いましたが、まさか1年後にこうやって立てるなんて本当にうれしい。導かれているような気がします」とあいさつした。受賞を三浦に知らせると「映画に向き合う真摯(しんし)な姿とひたむきな努力が報われましたね」とメールが届いたそうで「これからも先輩方から刺激を受けて必要とされる存在でいたい」と気を引き締めた。

 「映画どっぷりの人生になりたいって、本当に思いました。みんな魂を込めて、人生を懸けて、死ぬ気で作ってますから。私も、もっと勉強して人生を懸けてやっていこうと、改めて決意しました」。女優として生きる覚悟と実力は、19年の歳月をかけ、ズッシリと重みを増している。(土屋 孝裕)

 ◆田中 麗奈(たなか・れな)1980年5月22日、福岡・久留米市生まれ。37歳。98年、女優デビュー作「がんばっていきまっしょい」で報知映画賞新人賞などを受賞。同年の清涼飲料水のCMで「なっちゃん」としても人気者に。代表作に「暗いところで待ち合わせ」(06年)、「夕凪の街 桜の国」(07年)など。身長158センチ。血液型A。

 ◆「幼な子われらに生まれ」 サラリーマンの田中信(浅野忠信)と奈苗(田中)はバツイチ同士で再婚。奈苗の連れ子の2人の娘と幸せに暮らしていたが、奈苗の妊娠を機に長女(南沙良)の態度が急変し、信は息苦しさを感じていく。

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