【RIZIN】RENA失神負け 浅倉カンナが初代女王に

スポーツ報知
RENAに勝利し、初代女王に輝いた浅倉カンナ

◆RIZIN バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND ▽第11試合 女子スーパーアトム級トーナメント決勝 ○浅倉カンナ(1回 チョークスリーパー)RENA●(31日・さいたまスーパーアリーナ)

 準決勝をRIZINでの初一本勝ちで勝ち上がった浅倉カンナ(20)=パラエストラ松戸=が、優勝候補の“ツヨカワクイーン”RENA(26)=シーザージム=をチョークスリーパーで締め落とし、初代女王に輝いた。

 打撃のRENAと、タックルを狙う浅倉。緊迫する空気のなか浅倉がタックルを仕掛けるが、RENAが対処。2度目もカットされるが、あきらめず。3度目でテイクダウンに成功、バックに回るとチョークスリーパーを決めた。

 浅倉はベルトを腰に巻き「RIZINのベルトを巻けてうれしいです。試合前からやりづらいなと思っていたんですけど、決勝に来ると思って練習してたので大みそかに戦えてよかったです。ベルトを巻いたのが初めてですごくうれしいです。来年もまだまだな私ですが突っ走って行ければと思います。応援お願いします」と喜びを語った。

 ◆RENA(レーナ)1991年6月29日、大阪市此花区生まれ。26歳。小6でシュートボクシングを始め、2007年にプロデビュー。09年にシュートボクシングの女子大会「Girls S―cup」で初優勝し、以来5度優勝。11年にRISE QUEEN初代王者、15年にシュートボクシング世界女子フライ級初代王者となる。シュートボクシングでは41試合35勝(11KO)5敗1分け。15年大みそかの「RIZIN」で総合格闘技戦デビューし、5戦5勝無敗。11年9月10日のジェシカ・ペネ戦で判定負けして以来、試合で負けていない。160センチ、49キロ。

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