武尊と対戦予定だった大雅が契約違反で王座剥奪…K―1さいたま大会どうなる?

スポーツ報知
武尊(C)M-1 Sports Media

 3月21日にさいたまスーパーアリーナのメインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~」のメインイベントでエースの武尊(26)=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST=と対戦することが決定していた、K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・大雅(21)=TRY HARD GYM=がジム側の契約違反で欠場する事態となった。

 3日に都内で開かれた緊急記者会見で事態が発覚。K-1の宮田充プロデューサーによると、今年に入ってTRY HARD GYMから契約の合意事項の一方的な破棄を含む不当な要求があったといい、「我々は興行という形でイベントを開催しているが、法令や契約を重視してコンプライアンスを徹底するのが当社の立場。TRY HARD GYMによる契約無視の強引な手法は看過することが出来ません。止むをえず、試合に出場しないとの主張を受けて、我々としてもこれ以上関係を継続することは出来ない判断に至りました」と説明。さらに大雅の出場取り消しと、王座はく奪が発表された。

 これに対してTRY HARD GYMはオフィシャルブログで「この度はファンの皆様にご心配をおかけしましたことを、まずお詫び申し上げます。僕たちの望みは、プロ格闘家として最高の舞台で、最高の試合をして、多くのファンの方々に喜んでいただきたい、ただそれだけです。ですので僕たちは、これまで通り試合に向けてトレーニングを重ねてきました。それはつまり、試合に出場する意思を持ち、契約について話し合いをする気持ちを持っていたということです。このような中で、2月12日に行われる瑠輝也の試合について話し合いを始めた矢先、突然昨日K―1プロデューサーの宮田充様から『TRY HARD GYM所属の全選手の試合がなくなる』と発表され、青天の霹靂の思いです」とコメントをしている。

 2月12日の「Krush.85」(後楽園ホール)に出場予定だった瑠輝也(22)も欠場となり、石田勝希(25)=RKS顕修塾=が、ゴンナパー・ウィラサクレック(25)=タイ=と対戦することが発表された。また、3月21日にのメインカード。大雅が出場予定だった、武尊の対戦相手は7日に発表される。

格闘技

×