飯伏幸太、NJC前哨戦に手応え「YOSHI―HASHIさんの今のレベルが分かりました」

スポーツ報知
オカダ・カズチカを攻める飯伏幸太(右)

◆新日本プロレス「NEW JAPAN CUP2018」開幕戦 〇オカダ・カズチカ、YOSHI―HASHI((11分42秒 コブラクラッチホールド))飯伏幸太、チェーズ・オーエンズ●(9日、東京・後楽園ホール、観衆1719人札止め)

 今年、新日リングへの本格参戦を表明している飯伏幸太(35)が11日の兵庫・尼崎大会でのニュージャパンカップ(NJC)初戦で激突するYOSHI―HASHI(35)とタッグマッチで対戦した。

 まず、IWGPヘビー級V10中のオカダ・カズチカ(30)とエルボー合戦を展開すると、YOSHI―HASHIにも抜群の身体能力を生かした高角度のドロップキックをお見舞い。「来いよ、ホラー!」と挑発し、エルボー合戦。YOSHI―HASHIのラリアットや必殺技・カルマを食らう場面もあったが、3・11に向け、上々の試運転となった。

 「全然やり足りないですね。劣勢なのが多かったんで、ちょっと反省してます」と試合後、汗まみれの顔でポツリとつぶやいた飯伏。

 初戦に向けて「全然、問題ないですね。1回やれば、相手の動きは分かるんで。今のYOSHI―HASHIさんのレベルが分かりました」。ニヤリと笑うと、「自分も年齢が年齢なんで、もう逃げられないんですよ。戦いからも逃げないようにやるだけです」と真剣な表情で続けた。

 この日も場内の女性ファンの「イブシ」コールを一身に浴びた「ゴールデン☆スター」。もう、この男の戦いから目が離せない。(中村 健吾)

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