内藤哲也、鈴木みのるの顔面にツバ吐き2発「鈴木さんに言いたい、あの言葉は分かるでしょ?」

スポーツ報知
鈴木みのると戦った内藤哲也

◆新日本プロレス「NEW JAPAN CUP2018」 ▽6人タッグマッチ30分1本勝負  〇鈴木みのる、エル・デスペラード、金丸義信(12分46秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め)内藤哲也、高橋ヒロム、BUSHI●(15日、東京・後楽園ホール、観衆1718人札止め)

 大人気ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を率いる内藤哲也(35)が「鈴木軍」鈴木みのる(49)の挑発を正面から受け止めた。

 両軍の全面対決となった、この日の6人タッグ。最初から自分1人をにらみ、挑発してくる鈴木を無視して、ヒザ立ちポーズを続けた内藤。いきなり立ち上がると鈴木の顔面にツバ吐き。怒り狂った鈴木に場外に落とされ、大乱闘に発展した。

 鈴木にイス攻撃、鉄柵叩きつけと痛めつけられた内藤。さらに関節技で古傷の右ひざを攻められたが、もう1回、鈴木の顔面へのツバ吐きを敢行。さらに得意の「目を開いて見ろ」ポーズで挑発して見せた。

 試合は鈴木がゴッチ式パイルドライバーでBUSHIを葬ったが、バックステージでも“内藤節”は健在。「鈴木みのる? プロレス界の王様なんでしょ。そんなに俺のことが気になっているのかな。でもさ。まだ、ニュージャパンカップの真っ最中だからさ。鈴木さんには、あの言葉を言いたいね。分かるでしょ?」と取材陣に問いかけ。決まり文句の「トランキーロ」(スペイン語で「焦るなよ」)を口にしないまま、去って行った。(中村 健吾)

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