アントニオ猪木「リングの上から何かのメッセージを送りたい」8月にブラジル日本移民110周年イベント

スポーツ報知
ダァーの雄叫びを上げる猪木氏

 元プロレスラーで参議院議員のアントニオ猪木氏(75)が4日、都内のホテルで引退20周年記念パーティーを開催した。

 1998年4月4日。東京ドームでドーム史上最多動員となる7万人の観衆を集めたドン・フライとの引退試合からちょうど20年となるこの日。猪木氏は「政治の場に出て良かったなぁとつくづく思っています。政治家はウソをついてもいい。ニホンカワウソは絶滅したけど、永田町のカワウソは増殖しています。バカヤロー!」と闘魂ジョーク全開で会場を沸かせていた。

 13歳でブラジルへ移住した猪木氏。これまで日本とブラジルの友好に尽力してきた。今年はブラジル日本移民110周年にあたり、記念の格闘技イベント「INOKI ISM.3」を8月31日に大田区総合体育館で開催することが決定。試合は日本とブラジルのMMA5対5対抗戦で、監督を日本側は藤原喜明(68)。ブラジル側がヴァリッジ・イズマイル(50)が務める。試合は、5分2ラウンド(延長1ラウンド)で行われる。他にプロレスの試合を2試合予定している。

 大会プロデューサーを務める猪木氏は「師匠の力道山がメッセージを送ったようにリングの上から何かのメッセージを送りたい」と明かしていた。

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