仙女・岩田美香、新コスチュームで“美女対決”制す

スポーツ報知
木村花(手前)の顔に跳び蹴りを浴びせる岩田美香

宿敵木村と“美女対決” センダイガールズプロレスリング(仙女)の東京・後楽園ホール大会が19日、行われた。“美仙女”岩田美香(21、旧リングネーム・白姫美叶)は、他団体の木村花(20)との時間無制限一本勝負に臨み、17分20秒、キック攻撃からの体固めで勝った。

 注目の“美女対決”は一進一退の攻防だったが、最後は岩田が座り込んでいる相手への顔面キック(バズソーキック)を決め、3カウントを奪った。

 岩田にとって木村は、1歳年下ながら既にチャンピオンの経験もある“格上”のライバルだ。白姫時代から抗争を繰り広げ、本名の岩田に戻った直後の3月11日の東京・新宿大会では、20分時間切れで引き分けた。「最後は自分が負けてしまうことが多かった。花さんは試合運びがうまい。今、自分が一番、火がつく相手」と試合前に話していた宿敵に完勝した。

 王者の橋本千紘、悪役キャラのカサンドラ宮城ら仙女の若手の中では出遅れていたが、「3人の中で一番劣っていたのがコンプレックスだった。でも、これで何らかの自信を得た気がします」と語った。

 2月にリングネームを本名に戻したのに加え、この日は白地に赤、金の色が入った新コスチュームに変更。この白星を機に、仙女の看板レスラーを目指す。

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