オカダ・カズチカ、IWGP前哨戦で棚橋を挑発「あなたの得意技は欠場ですか?」

スポーツ報知
タッグマッチで棚橋弘至を攻めるオカダ・カズチカ

 ◆新日本プロレス「Road to レスリングどんたく2018」大会 ▽6人タッグマッチ20分1本勝負 〇デビッド・フィンレー、棚橋弘至、田口隆祐(10分10秒 Prima Nocta→片エビ固め)オカダ・カズチカ、ジェイ・ホワイト、外道●(23日、東京・後楽園ホール、観衆1562人)

 IWGPヘビー級王者・オカダ・カズチカ(30)が5月4日の福岡国際センター大会で自身の王座に挑戦する棚橋弘至(41)と6人タッグで対戦した。

 棚橋の持つ連続王座防衛記録11に並んでいるオカダ。5・4で棚橋に勝つと、史上最多のV12となるが、この日のタッグ戦も、まるでシングルマッチの様相。棚橋に標的を定め、高角度のドロップキック、パイルドライバーと得意技を連発した。

 棚橋への必殺技・レインメーカーこそ寸前でフィンレーに邪魔されたが、場外で棚橋を鉄柵に叩きつけ、グロッギー状態にさせるなど、最強王者としての凄みを見せつけた。

 試合後のバックステージでも“舌好調”のオカダ。「棚橋弘至よ。リングサイドで横になっていたけど、まだ休憩するのは早いんじゃないですか? あなたの得意技は欠場ですか?」と切り出すと、「休むなら、5・4終わってから、ゆっくり自分のベッドで寝てくれよ。全然、息も上がらなかったし、寂しいな」と棚橋の戦いぶりを切って捨てた。

 その上で「俺の中でいろいろなチャンピオンが前哨戦でやってきたけど、いざ、俺が動き始めると、これですよ。棚橋も欠場したいならさ。明日にもあさってにもさせてやるよ!」と、24日も前哨戦の6人タッグが控える挑戦者を挑発した。(中村 健吾)

格闘技

×