金丸、デスペラード組、ジュニアタッグ防衛で「頭と腕が違うんだよ」

スポーツ報知
IWGPジュニアタッグ王座2度目の防衛に成功した金丸義信(左)とエル・デスペラード(中=下は高橋ヒロム)

 ◆新日本プロレス「Road to レスリングどんたく2018」大会 ▽IWGPジュニアタッグ選手権 〇エル・デスペラード、金丸義信(24分54秒 ピンチェント・ロコ→片エビ固め)BUSHI、高橋ヒロム●=王者組が2度目の防衛=(23日、東京・後楽園ホール、観衆1562人)

 金丸義信(41)とエル・デスペラード(年齢不詳)の王者組が「頭」を使った連携を見せ2度目の防衛を飾った。

 3WAYマッチを含め、3度目の対戦となった両チーム。試合中盤、高橋ヒロム(28)にエプロンからのダイビングドロップキックを金丸とデスペラードは立て続けに浴びた。

 さらにBUSHI(35)から“逆毒霧”を浴びるピンチもあった金丸だったが、終盤にレフェリー不在のチャンスを演出。エル・デスペラードはベルトで高橋を殴打し、必殺のピンチェント・ロコをさく裂させ、3カウントを奪った。

 試合後、バックステージで「見たか、おい。何が違うか分かるか。こことここだよ」と頭と腕を指さし不敵な笑顔の金丸。デスペラードも「ヒロム! オマエ、試合中、何か試すとか言ってたな、オマエ、俺を試したのか? それで何か分かったか? 答え合わせできたのかよ。何も伝わってこなかったぞ。最後まで伸びてたのはお前だ。勢いだけで何も考えていないバカたれが。そんなんで俺たちに勝てるとか思うなよ」と吐き捨てた。(松岡 岳大)

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