馬場元子さんとサンマルチノさん合同追悼式…全日本プロレスが10カウントゴング

スポーツ報知
(左から)馬場元子さんの遺影を持つ秋山準社長、ブルーノ・サンマルチノさんの遺影を持つ渕正信、和田京平レフェリー

 25日に開催された全日本プロレスの東京・後楽園ホール大会(2018チャンピオン・カーニバル)で、14日に亡くなった元全日本プロレス社長の馬場元子さん(享年78)と18日に亡くなった元WWWF(現・WWE)世界ヘビー級王者のブルーノ・サンマルチノさん(享年82)の追悼式が行われた。

 第1試合開始前に、全選手がリングサイドに集まり、秋山準社長(48)が元子さんの遺影を持ち、渕正信(64)がサンマルチノさんの遺影を持ってリングイン。大森隆男取締役(48)、和田京平レフェリー(63)が脇を固めた。

 全日本プロレスの創業者で99年に亡くなったジャイアント馬場さん(享年61)の夫人の元子さんと、馬場さんのライバルだったサンマルチノさんの足跡がアナウンスされた。

 元子さんは「2016年10月15日、ジャイアント馬場三条市名誉市民記念試合のセレモニーに登場し、出場選手と記念撮影に写るなどファンに元気な姿を見せた」と紹介され、それが公の場での最後の姿だった。

 2人に追悼の10カウントゴングが鳴らされ、黙とうがささげられた。入退場時には、ジャイアント馬場さんの入場テーマ曲「王者の魂」(スローバージョン)が流され、ジャイアント馬場時代を懐かしむファンから「ありがとう」の歓声が飛んでいた。

格闘技

×