元幕内・大砂嵐、RIZINで格闘家デビュー宣言「必ずもう一度這い上がります」

スポーツ報知
大砂嵐

 自動車事故が原因で大相撲を引退した元幕内・大砂嵐(26)=本名アブデルラフマン・シャーラン=が2日、総合格闘家に転身し「RIZIN」でデビューすることを自身のツイッターで発表した。

 「私はRIZINでMMAファイターとしてデビューすることになりました」と報告した大砂嵐は、「デビュー戦にむけてアメリカでジョシュ・バーネット先生に厳しく指導してもらいます。飛行機を降りた時、エジプトからはじめて日本に来た時の気持ちを思い出しました」と心境をつづった。

 RIZINは6日にマリンメッセ福岡大会が行われるが、その後は7月29日、9月30日、12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催が予定されている。大砂嵐のデビューは調整しだいだが、9月30日が有力視されている。

 新天地でのデビューに向けて「本当にゼロからのスタートになりましたが私は必ずもう一度這い上がります」と決意を述べ「私は全てを失いましたがいつも奥さんが側で私を支えてくれました。私は奥さんにも恩返しをしたい。お世話になった相撲への感謝の気持ちを心に秘めてこれから世界一のファイターになるために世界一練習します」と記した。

 大砂嵐は1月初旬、長野県内で有効な免許証を所有せず乗用車を運転、同3日には追突事故を起こした。現役力士による車やバイクの運転は禁止されており、3月に引退勧告処分を受け角界から引退した。

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