内藤哲也、試合後に観客に化けたクリス・ジェリコに襲撃され大流血

スポーツ報知
ジェリコ

◆新日本プロレス「レスリングどんたく2018」大会 ▽10人タッグマッチ30分1本勝負 〇内藤哲也、EVIL、SANADA、BUSHI、高橋ヒロム(8分31秒 デスティーノ→片エビ固め)鈴木みのる、エル・デスペラード、ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.、金丸義信●(4日、福岡・福岡国際センター、観衆6307人札止め)

 人気ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と鈴木軍の全面対決となった第6試合の10人タッグは内藤哲也(35)が金丸義信(41)を必殺のデスティーノで葬り、完勝。自然発生した満場の「ナイトー」コールを浴びたが、観客とハイタッチをかわしながら花道を引き上げる際、大波乱が起きた。

 観客に紛れ込んでいた黒装束にマスクの男が内藤を突然、襲撃。リング上でマスクを脱ぐと、1月4日の東京ドーム大会でケニー・オメガ(34)に敗れて以来、新日のリングに上がることがなかった米WWEのスーパースター・クリス・ジェリコ(47)だった。

 ジェリコはまず必殺技のコード・ブレイカーを内藤に決めると、ゴングを持ち出し、その頭に叩きつける暴挙。内藤は頭部から大流血し、リング上に倒れ込み半失神状態になった。

 なおも攻撃を続けようとするジェリコだったが、EVILらが内藤を救出。ジェリコは奇声を上げながら退場した。

 ジェリコの狙いは内藤の保持するIWGPインターコンチネンタル王座か。WWEトップスターの今後の行動から目が離せない形となった。

格闘技

×