近藤朱里がUFC初黒星…ボテーリョにTKO負け

スポーツ報知
UFC2戦目でボテーリョ(左)に敗れた近藤朱里(C)UFC

 世界最高峰の総合格闘技団体UFC(Ultimate Fighting Championship)に挑んでいる女子プロレスラーの近藤朱里(29)が総合格闘技7戦目(UFC2戦目)にして初黒星を喫した。

 日本時間20日にチリ・サンティアゴのモビスター・アリーナで同国初開催となった“UFCファイトナイト・チリ”で、地球の裏側から乗り込んだ近藤朱里は、ポリアナ・ボテーリョ(ブラジル)と対戦したが、開始早々に強烈なボディショットを食らい、後退したところに右フックを浴び、連打を受けてTKO負け。総合格闘技6連勝中だった朱里にとっては、初の黒星。

 近藤は試合後、ツイッターで「ごめんなさい。試合負けてしまいました。また一から頑張ります。応援してくれたみなさん本当にありがとうございました!」とつぶやいた。

 ポリアナ・ボテーリョ「UFCではまだ2戦目。試合までこんなにも待たされるなんてがっかりだったけど、その一方でトレーニングに励んだわ。キャット・ジンガノとの試合があったケトレン・ヴィエラとトレーニングしていて、いつも彼女のキャンプを手伝っていたし、ジムのみんなもそう。だから、100%準備はできていたし、この3か月は今回の試合のこと以外は何も考えてこなかったもの。最高のパフォーマンスを披露する準備はできていた。この後はランキングに入っている人と戦いたい。ランカーを用意してくれるのなら誰でもいい。フェリス・ヘリッグ、マッケンジー・ダーンとか、誰でもいいわよ」

 同大会のメインイベントではウェルター級7位のカマル・ウスマン(ナイジェリア)が同級5位のデミアン・マイア(ブラジル)に3―0の判定で勝利した。

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