中邑がAJにKO負けでWWE王座奪取ならず…夢の続きは両国2連戦で

スポーツ報知
AJスタイルズ(右)にKOされた中邑真輔(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 17日(日本時間18日)に米イリノイ州シカゴで開催されたWWEのPPV「マネー・イン・ザ・バンク」(MIT)で、中邑真輔(38)が、AJスタイルズ(40)の持つWWE王座に挑戦したが、王座奪取はならなかった。

 中邑がAJに挑むのは、4度目で、ラストマンスタンディング形式の完全決着ルールで行われた。両者は、手段を選ばない激しい攻防を展開。中邑はアナウンステーブル上でキンシャサを叩き込むと、さらに持ち込んだテーブルにAJスタイルズを叩きつけて主導権を握った。

 しかし、試合途中にヒザを負傷して劣勢となった中邑は隙を突いてAJスタイルズに金的攻撃。さらにキンシャサを繰り出すもカウント9。ダメージで動けない中邑だったが、それでも「カモーン」と挑発するとAJスタイルズはそれにこたえるように急所蹴り、さらにリングからフェノミナルフォーアームでアナウンステーブルごと中邑を吹き飛ばした。

 この攻撃で力尽きた中邑は立ち上がることができずに無念の10カウント。4度目の挑戦も及ばず、中邑は王座獲得を逃した。両者の王座戦は、29、30日に東京・両国国技館で開催されるWWE日本公演「WWE Live Japan」でも連戦で行われることが決まっている。

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