ヒロム、初防衛戦でデスペラード下す「せっかくだから最多防衛しちゃおう」

スポーツ報知
IWGPジュニアヘビー級王座初防衛に成功した高橋ヒロム

◆新日本プロレス「KIZUNA ROAD2018」大会(18日、東京・後楽園ホール、観衆1513人)

 IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(28)がエル・デスペラード(年齢不詳)を破り、初防衛を飾った。

 今年ジュニアの祭典「スーパージュニア」で優勝、余勢を駆って9日の大阪城ホール大会でウィル・オスプレイ(25)を下して、1年ぶりにジュニア最高峰のベルトを奪還したヒロムは、この日はデスペラードのラフ殺法に防戦一方。デスペラードのタッグ・パートナー・金丸義信も凶器のイスを持って乱入する極悪非道な攻撃に苦しんだが、最後は28分16秒、必殺のTIME BOMBで仕留め、初防衛を果たした。

 試合後も「ヒロム劇場」は全開。リング上で「お~い、デスペラード。おまえよりヒロムちゃんの方が強いってことだ。また、どこかで愛し合おうぜ~。もっと、もっと、もっと、楽しもうぜ~」と寝ころびながら絶叫。

 バックステージでも防衛したばかりのベルトとスーパー・ジュニアのトロフィーを並べ、「ヒロムさん、1年間も待たせないで下さいよ~」と、腹話術でそれぞれの“心境”を語るパフォーマンスを展開。最後に「せっかくだから宣言しとこう。最多防衛しちゃうぞ~」と言い放ち、次期挑戦者にドラゴン・リーを勝手に指名して去っていった。(中村 健吾)

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