仙女、新女王は先輩チサコと後輩橋本で決定戦

スポーツ報知
17日の宮城野区大会でマイクパフォーマンスを見せるチサコ(右)と橋本

 センダイガールズプロレスリング(仙女)のワールド王座決定戦が24日、仙台サンプラザホール(みちのくプロレス主催、午後3時開始)で行われる。対戦するのは、DASH・チサコ(29)と元王者・橋本千紘(25)。4月に橋本を破った浜田文子(37)=当時WAVE所属=が不祥事を起こしたため、王座返上となり、仙女の先輩後輩で新女王を決めることになった。

 対照的な2人だ。チサコは2006年の仙女旗揚げ時の新人1期生で、現在は“ハードコア路線”と称し、イスなどの凶器を駆使したラフ&空中殺法が持ち味。一方、橋本はレスリングの元世界学生3位という本格派で、17日の宮城野区文化センター大会では、マイクで“前哨戦”。橋本が「イスとかガチャガチャ使って…、そんなの、私に通用すると思わないで下さい。私は体がハードコアみたいなもんなんで」と挑発すれば、チサコも「安心しろ。お前とのタイトルマッチには一切、凶器は使わねえから」と応じた。

 「最高のベルトを取るために、仙女でやってる。タッグ王座はもう取ったんで、次はシングルで」。チサコの言葉通り、女子プロレス界トップレベルの攻防を展開しそうだ。(須貝 徹)

格闘技

×