中邑真輔、松葉杖姿で欠場あいさつ「悔しいワン」…サモア・ジョー、AJと乱闘劇も

スポーツ報知
松葉杖姿でリングインした中邑真輔

◆WWE LIVE JAPAN東京公演初日(29日・両国国技館)

 WWEの日本人スーパースター中邑真輔(38)が東京公演2試合目終了後に松葉杖姿で入場し、リング上から欠場のあいさつを行った。中邑はメインイベントで、AJスタイルズ(40)とのノーDQ(ディスクオリフィケーション)形式(反則失格なし)によるWWE王座戦を行う予定だったが、まさかの早期登場に会場は騒然となった。

 左手で松葉杖をつき、左足を引きずる中邑は「帰ってきたぜトーキョー!」と叫び、大喝采を浴びたが、「2年ぶりに。この両国国技館でキング・オブ・ストロングスタイルのクリーンで正々堂々としたファイトをお見せすることができず…」と言ったところで「え~っ?」とブーイング。

 中邑は日本公演前最後となった米国時間26日(日本時間27日)の「スマックダウン」(米カリフォルニア州オンタリオ)でジェフ・ハーディーのUS王座に挑戦する予定だったが、負傷欠場。中邑の欠場は、公式には「負傷」と発表され、米メディアは「WWEの従業員が警察犬に左足をかまれた」と伝えた。中邑はあいさつの途中で「悔しいワン!」というジョークを入れて会場を笑わせた。

 そこへ、サモア・ジョーが入ってきてWWE王座挑戦の代役を宣言。「犬にかまれたのか? 俺が王座をとったらチャンスをやる」と挑発し、中邑を押し倒した。そこへ王者・AJも乱入。ジョーとAJが乱闘して大混乱となる中、中邑はリングを去った。

格闘技

×