長州力、初対決の秋山準に完敗 イケメンの挑発は無視

◆POWER HALL2018(10日、後楽園ホール)観衆=1526(超満員札止め)
プロレスラー長州力(66)が自身がプロデュースした「POWER HALL2018」で初対決の秋山準(48)に完敗した。
メインイベントで長州は、大日本プロレスの関本大介(37)、ヨシタツ(40)=フリー=と組み、全日本プロレスの秋山準(48)、大日本プロレスの橋本大地(26)、WRESTLE―1の黒潮“イケメン”二郎(25)と対戦したが、17分47秒、秋山のランニングニーに敗れた。
敗れた長州は「年を取りすぎている」と漏らし、秋山について「今、あいつが抱えている全日本というのを背負って頑張っている」と明かした。秋山は「もっと最高の長州力を感じたかったというのが正直なところ」と漏らした。
試合では、故橋本真也さんの長男、大地から強烈な蹴りを浴びたが「痛さが苦しさになってくる」と弱音を漏らした。また、同初対決の黒潮から再三挑発を受けたが、完全に無視し「一人で騒いでいるヤツがいたな」と苦笑いした。一方の黒潮は「長州さんと戦えたこともそうなんですけど、同じコーナーに立った秋山さんと橋本大地さんと近い将来、絡みたい」と掲げていた。
長州興行の全試合成績は以下の通り。
▽第1試合(15分1本勝負)
〇藤原喜明(7分08秒、脇固め)●伊橋剛太
▽第2試合(6人タッグマッチ30分1本勝負)
〇田中稔、吉田充宏、LEONA(9分47秒、HEATクラッチ)HAYATA、YO―HEY、●タダスケ
▽第3試合(タッグマッチ30分1本勝負)
〇野村直矢、青柳優馬(9分32秒、マキシマム→片エビ固め)ジェイク・リー、●岩本煌史
▽第4試合(6人タッグマッチ30分1本勝負)〇越中詩郎、AKIRA、斎藤彰俊(11分21秒、ダイビングヒップアタック→片エビ固め)NOSAWA論外、MAZADA、●FUJITA
▽第5試合(タッグマッチ30分1本勝負)
〇中嶋勝彦、マサ北宮(20分18秒、顔面蹴り→レフェリーストップ)神谷英慶、●野村卓矢
▽セミファイナル(6人タッグマッチ45分1本勝負)
藤波辰爾、丸藤正道、〇芦野祥太郎(14分36秒、アンクルロック)鷹木信悟、●土肥孝司、清宮海斗
▽メインイベント(6人タッグマッチ60分1本勝負)
〇秋山準、橋本大地、黒潮“イケメン”二郎(17分47秒、ランニングニー→体固め)
●長州力、関本大介、ヨシタツ