山陽オート・第24回平成チャンピオンカップ(G1)初日”小顔でもハートは超でかい、春本綾斗”

スポーツ報知
春本綾斗

 ロッカーでは笑みを絶やさず、穏やかに過ごしているが、コースへ飛び出すとキャラが一変する。

 春本綾斗は最後の最後までライバルを追いかけ回す。下位でもがいていても攻撃の手は絶対に緩めない。「だって、ひとつでも上の着順が欲しいですからね。道中で一度抜いた選手にやり返された時は、特にスイッチが入ります。イラッとしてまた抜き返そうと燃えてきてしまいます。普段はネコをかぶっているだけです(笑い)」

 11年夏にデビューした31期生。じっくりと着実に力を付けてきたが、本人は苦笑いを浮かべながらこう話した。「まだまだ自分はなめられていると思います。”コイツなら大丈夫だろう”と相手に思われているはずです。でも、自分はそこを狙いたい。インに入ってこないと思われていたら行く。外には振ってこないだろうと思われたら、そこを突く。相手が油断したら、逃さないようにしたいです」

 春本の課題はスタートだ。序盤で展開を乱して、結果に結び付かないシーンは少なくない。だから、春本が車券に絡むと配当は跳ね上がる。「たまにスタートを行けて、前半から好位置を走っていると、自分で焦ってしまいます(苦笑い)。僕は1着が多くないので、買ってくれる方は2着や3着、またはボックスでお願いします。あと、雨の時は絶対に買っちゃだめです(また苦笑い)」

 出走表、成績、払い戻し金などはスポーツ報知紙面にてご確認ください。

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