【QC】遠藤が初の完全Vで賞金女王
スポーツ報知
プレミアムG1「第6回 クイーンズクライマックス」の優勝戦が31日、ボートレース大村の12Rで行われた。予選3連勝で1号艇を手にした遠藤エミが逃げてG1初優勝、史上初のクイーンズクライマックス完全優勝を果たし、賞金1200万円を手にした。これで、今年の獲得賞は5385万4500円となり賞金女王となった。
強い横風が吹く荒れ水面でのレース。遠藤はコンマ12のトップスタートを決めたが、2号艇の小野生奈が大きく遅れ厳しいスリット隊形に。1Mもややふくらみ、3号艇の長嶋万記に差されかけた。それでも、抜群の伸び足でなんとか振り切り2Mを先取り、そのまま先頭でゴールラインを通過した。
通算22回目のG1挑戦、4度目の優出で初の栄冠をつかんだ遠藤は、いつも通りの落ち着いた口調で「ホッとしました。また、来年からもよろしくお願いします」と、喜びを口にした。
なお、レースの2着には道中巧みにさばいた5号艇の寺田千恵、3着には平高奈菜が入った。
また、11Rで行われたG3・クイーンズクライマックスシリーズの優勝戦では、3号艇の広中智紗衣が、まくって優勝した。