ボートレース江戸川「G1第63回関東地区選手権」エンジン分析

スポーツ報知

 【エンジン分析】昨年4月5日から使用されている現エンジン。10か月使われて、相場も固まっている。使い始めから噴いていたのは17、64、26号の3基。6月の周年記念でも快進撃を続けて、いずれも優勝戦の内枠を占めた。結果はインの17号・平尾崇典がスタートで後手に回り、26号機の土屋智則がまくってG1初Vを飾った。64号の山田康二はすかさず差して2着をもぎ取った。

 7月のG2モーターボート大賞でも64号の須藤博倫がイン逃げで快勝。17号で安達裕樹も優出したが、大外から何もできずに6着敗退した。26号は西川新太郎が手にしたが、準優3着で優出は成らなかった。春から夏、そして秋、冬と気温など気象状況に左右されずに、この3基は別次元の動きで当地の看板機の地位を固めた。17号は伸びを中心にレース足がよく、64号はバランス型だが直線もパワフル。正月に転覆しシャフト交換の26号も、影響はなさそうで行き足から伸びがいい。

 ほかでは伸び型からバランス型になった55号、スリットからの行き足、伸びがいい70号と22号、調整が合った状態なら伸びが良くなる58号、平尾崇が準パーフェクトで優勝した31号、伸び型の69号、出足上々の63号も好調をキープしてる。

(林 哲也)

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