女子レーサー密着【オフにつけまい】平田さやか ニンニン忍者修業

スポーツ報知
両手を合わせるように、忍者のシンボルともいえる“印”を結ぶ平田(左)と佐助さん

  東京支部女子のエース・平田さやか(33)=94期=が忍者になった。「時間があれば、ずっとインターネットで調べているくらい好き」と、忍者に興味がある。忍術を体験するために、戦国時代より続く忍者集団「武蔵一族」(東京・港区)を訪問した。東京タワーの“麓”に位置する道場で伝統の衣装に身を包み、技だけでなくメンタル面なども学んだ。(ペン、カメラ・角田 晨)

 道場に到着する前から「マジで楽しみ!」と、平田は心を躍らせていた。「5年前くらいにインターネットでアクション動画を見ていたら、関連にショーの様子が出てきて、そこから色々調べるようになりました」と最近、忍者にハマっているようだ。

 体験用のさむえに着替えて、さやか“参上”。まずは忍者が使っていた武器を色々と見せてもらう。「ついに見た」と興奮気味。講師の佐助さんが説明する内容を熱心に聞きながら、まきびしや手裏剣など様々な仕込み武器に「すごい…」と、ため息をもらしていた。

 忍者の歩き方である「忍び足」を学ぶ場面では、片足立ちでもまったくぶれない体幹に「さすがですね」と褒められるシーンも。やはり一流レーサーの身体能力は一般人と違うようだ。続いて、実際に手裏剣、吹き矢を使用してみることに。「狙うのではなく、力を抜いて平常心で」というアドバイスに戸惑っていたが、いざ挑戦。手裏剣シュッ、シュッ。最初から見事に的に当て高い集中力を証明した。

 体験を通して佐助さんから「正しい心を持ち、常に平常心でいること」という忍者の心構えを何度も教えられた。「自分はメンタルが課題で、A級選手がたくさんいるレースだと走る前から負けているようなところがあったんですけど、学ぶところが多かったですね。また、最近自分の体を思った通りに動かす方法も探していたんですけど、その部分でも参考になりました」と、感銘を受けた様子だった。「今夜は興奮で寝られませんよ! もっとじっくりいろいろ教わりたいです」。大満足で道場を後にした。

 ◆平田さやかアラカルト◆

 ▼プロフィル…1984年6月26日生まれの33歳。東京出身。2004年5月に平和島でデビュー。通算獲得賞金は1億7954万4130円。166センチ。血液型A。

 

 ▼ボートレーサーになったきっかけ…「誰だか忘れちゃったんですけど、テレビで女子レーサーの特集を見て受けてみたら、受かっちゃいました(苦笑)」

 ▼趣味…「趣味とは違うんですけど、この前(1月)のF休みからオンライン英会話やってます。きっかけは、国際線でCAさんに『コーヒー』をお願いしたら『トゥーティー(二つのお茶)』が出てきたことですね(笑)やばくないですか? あとはスヌーピーが好きです。この後(忍者体験の後)も(徒歩圏内の)六本木にある『スヌーピーミュージアム東京』に寄って帰ります」

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