【ボートレースからつ開設64周年記念GI全日本王者決定戦】師匠・峰が弟子3人を分析!!

スポーツ報知
峰竜太

――山田について

 「目が生き生きしていて、強くなるだろうなあと思った。スター性を感じた。ターンがうまくて、僕より上手になるだろうとも思った。ヤマコウ(山田)のことは全然心配していなかった。気持ちも負けたくないというのがレースに出ていた。昨年は常滑G2を勝ち、下関のチャレンジカップでSG初優出も果たした。自信を付けたと思う。チャンスが来ればGIは勝てるところまで来ているし、また勝って欲しい」

――上野について

 「真之介(上野)も行けそうな雰囲気は感じた。テクニックはしっかりしているし、ペラ調整もうまい。記念には来るだろうなあと思った。ただし、ポジティブなヤマコウと違って気持ちがネガティブ。記念を走り始めた頃は“僕なんかが走っても…”という弱気な気持ちが出ていて、まじでやばかった。そこから話し合い、まだ一般戦と記念の走り方が違っているけど、最近ようやく変わってきた。まだGIは勝てないかもしれないけど、優勝戦に乗って欲しい」

――安河内について

 「負けず嫌いで、気持ちは強い。スター性はあるけど、ヤマコウ、真之介と比べると、まだまだですねえ。同じA1でも、2人とは実力にだいぶ開きがある。まだ空回りしているところがある。今大会を含め、GIなどの特別戦を走り、これからどんどん経験を積んでもらいたい。そして自分に足りない部分を気付いて欲しい。上のステージでやれる土台を築いてもらいたい」

――地元周年に向けてと、今年の抱負

 「これまでの地元周年は気合を入れ過ぎて、空回りすることが多かった。なので今後は、楽しみながら、平常心で行きたいと思っています。もちろん優勝は狙っています。今大会は、山田、上野、安河内。3人の弟子と一緒にGIを走ります。本当にうれしいですねえ。活躍してもらって、早く『峰さん、うかうかできないですよ』ってプレッシャーを与えて欲しい。正直言うと、僕が教えることはもうそんなにない。上の舞台を経験して伸びてもらいたい。そして記念にとどまらず、みんなでSGに出たいです。自分の目標は、今年もファン投票1位でオールスターに行きたいです。4年連続最高勝率は、1走でどうこう出来ることではない。積み重ねなので、目の前のレースを頑張るだけです」

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