レジェンド・神山雄一郎がスペシャルトークショー

スポーツ報知
前橋競輪でトークショーを行った神山雄一郎

 G1・17勝を誇る競輪界のレジェンド、神山雄一郎(50)=栃木・61期=が23日、前橋競輪最終日の5、7R終了後に2階正面特設ステージで、スペシャルトークショーを行った。

 1988年5月のデビューから現役生活30年を振り返ったレジェンド。集まった多くのファンを前に、これまでの競輪界の変化や、それに対する自身の取り組み方など、トークを繰り広げた。「一番の変化はギア倍数ですかね。山崎(芳仁)君が出てきて、ギアが大きくなったり。ギアに関しては、ルールに従って、かけていいならそれに合ったトレーニングなどをしたり、新たな自分を探しながら取り組んできた」

 記憶に残っているレースをMCから聞かれると、「一つには絞れないですね。デビュー戦もそうだし、宇都宮で初めて勝ったオールスターや、8着でしたが、初めて出場した91年のグランプリ(立川)もすごく頭に残っている。(年齢的にも)あと何回、何年走れるか分からなくなってきて、1戦1戦を無駄にせず次につなげていきたいと思って走っています」と思いを口にした。

 ステージを降りたレジェンドは、次々と近寄ってきたファンと握手をかわし、写真撮影や、サインに応じるなど、ファンを笑顔にした。

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