向日町競輪中止、尼崎ボートも 大阪北部で震度6弱

スポーツ報知
向日町競輪場特別観覧席のガラスが7枚割れた

 京都向日町競輪場では18日、大阪府北部を震源地として最大震度6弱を記録した地震の影響で、特別観覧席の窓ガラスが7枚割れ、破片が客席はもちろん、バンク内にまで散乱する大きな被害が出た。

 19日から3日間行う予定だったF2(ガールズケイリン)の開催、および松山F1の場外車券発売を中止することになった。以降の開催可否に関しても未定。

 京都府自転車競技事務所の石田正樹次長は「ファンの皆様には本当に申し訳ない。場内の被害状況から午前9時すぎに場外発売の中止を決定。当日は本場開催の前検日で約20人の選手は到着していたが、その他多くの選手が到着できないことも考慮して11時頃に開催中止を決定した。できれば23日からの久留米記念の場外発売から再開したいが、関係方面と協議中なので…」と対応に追われていた。

 ボートレースでは、尼崎ボートが18日の「G3サッポロビールカップ」4日目の開催を急きょ中止した。さらに、投票所のスプリンクラーの配水管に亀裂が入ったことによって、大量の水漏れが発生。投票所、集計センター、およびテレビ室等のシステムが使用不能になり、復旧が困難と判断したため、19日以降も中止とし、今開催(予定では20日が最終日)の打ち切りを決めた。

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