【巨人】岡本「若手の台頭不足」終わらせる! ゲレ加入刺激「勝たないと」

スポーツ報知
トークショーの似顔絵対決でパンダを描いた岡本

 巨人の岡本和真内野手(21)が19日、チームの長年の課題である「若手の台頭不足」に終止符を打つことを誓った。今季は「7番・左翼」で開幕スタメンも、15試合で打率1割9分4厘、0本塁打。「毎年毎年(若手がと)言われているので、もう言われないように頑張りたい。必死に1球1球を大事にやっていきます」と壁をぶち破る覚悟を示した。

 今年は11年ぶりのBクラスとなる4位。20代の野手のレギュラーが坂本勇と小林だけという状況は昨年と変わらなかった。球団は若返りを図るため、実績十分の村田に戦力外通告。岡本はその村田の背番号25を継承した。アピールポイントを聞かれ「打撃です。長打力だと思います」。信念を胸に、がむしゃらにポジションをつかみにいく。

 右の長距離砲という点では、中日からゲレーロが加入した。「1軍で出るためには勝たないといけない。自分もそのレベルになれるように。本塁打王にもなったすごい打者なので、勉強もしたい」。外野と三塁を守るという共通点がある。新たなライバルに刺激を受けつつ、広いナゴヤDを本拠地としながら35本塁打した技を学ぶつもりだ。

 この日は福島・郡山の結婚式場「ベルヴィ郡山館」で小林、橋本到、田口と4人でクリスマスパーティーに出席。今季の守備位置は主に外野だったが、ファンの前で「サードを守りたいです」と来季の希望を明かした。若手がいないとはもう言わせない。打線の軸になる決意をフルスイングに込める。(片岡 優帆)

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