【巨人】中井「自分が求められているのは打撃」イチ、錦織も行うファンクショナルトレで来季レギュラー奪取

スポーツ報知
打撃練習で汗を流す中井

 巨人・中井大介内野手(28)が26日、“ワイルドトレ”を行っていることを明かした。「ファンクショナルトレーニング」という、人間が動物として備わっている運動能力を鍛えるという練習方法で、昨オフから導入。「体幹を常に意識してバランスよく運動に取り入れる。継続してマイナスにならない」と年明けに取り入れるつもりだ。

 「ファンクション」とは「機能的に」という意味。練習内容はバランスボールを使ったり、ゴムチューブを引いたりと、見た目は体幹トレーニングに似ているが、中井が求めているのは単に体幹の強化でなく、より機能的に野球に直結する動きだ。

 「自分が求められているのは打撃」と言うように、体幹を使いながらも瞬発力を高め、スイングに生かす練習方法を模索中。イチローや錦織圭など一流選手も行っていて、継続することで効果を発揮できるという。

 今季は自身最多90試合に出場。打率2割4分9厘、5本塁打、15打点。故障なくシーズンを過ごし「けがをしない体作りというのが根本」と話した。この日はG球場で汗を流した。来季はゲレーロ加入などで野手のレギュラー争いは激しい。さらなるパワーをつけ来季のレギュラー奪取に臨む。

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