【巨人】石川、断食から一転増量目指す 菅野が助言「いい選手で細い選手はいない」

スポーツ報知
ジャイアンツ球場でダッシュする石川

 巨人の石川慎吾外野手(24)が27日、菅野の助言を参考にした「ダイナマイトボディー」をつくる考えを明かした。オフに入り、体調管理などの目的で断食して体をリセットしようとしたが、考え方を改めて増量を目指すことになった。

 「(11月の)納会の時、菅野さんに『断食しようと思っています』と話したら『いい選手で細い選手はいない。お前はもっと体を大きくした方がいい』と言われました。確かにそうやなと。一流で、第一線で活躍されてる選手の言葉だし、やってみようと。今までのオフは(体重を)キープしようとしていて、増やすことは考えていなかった」

 移籍1年目で初めてシーズン通して1軍に帯同した今季、終盤のラストスパートが思ったようにできなかった。99試合で打率2割4分2厘、5本塁打はキャリアハイとはいえ満足していない。

 「1年間戦う体力がなかったというのが僕の今季の課題でした。体重を増やしたらけがのリスクというものが増えるけど、そんなこと言ってられない。そこは管理しないといけない」

 トレーニングに加え、こまめに食事を取るよう意識し、1か月で2キロ増量の80キロになったという。菅野から学んで鍛えた「一流ボディー」で勝負をかける。

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