【巨人】データ分析室を新設 超IT化へ

2017年12月31日7時0分  スポーツ報知
  • 東京ドーム

 由伸巨人が2018年から“超IT化”を本格化させる。4年ぶりのVを狙う来季に向け、年明けに「データ分析室」を新設することが30日、分かった。ボールの回転数など約70項目を測定できる高性能弾道測定器「トラックマン」による数値を始め、膨大なデータをチーム強化につなげることが狙い。専門部署が徹底した分析を行い、情報戦を優位に進める。

 これまで、データ分析はスコアラーらが属する運営部戦略室が行っていたが、戦略室を「スコアラー室」として独立させ、編成本部に設置。同時にデータ解析の専門部署として「データ分析室」を編成本部に新設した。分析室にデータを集約することで、現場が活用しやすい環境になる。

 分析室は7人体制。室長には侍ジャパンで最先端のデータ分析に携わり、監督付マネジャーとして小久保前監督を支えた高梨慎一氏が就く。専門家として、動作解析のスペシャリストも1人加わるという。ハード面では東京D、G球場に設置済みのトラックマンに加え、類似のデータを測定可能で持ち運びもできる最新鋭測定器「ラプソード」も導入。自軍、他球団の解析だけでなく、スカウティングへの活用も視野に入れる。

 他球団の好例に倣い、一歩先に行くための一手でもある。楽天は12年に「チーム戦略室」を新設し、14年に日本で初めてトラックマンを導入した。専門家が分析後、各選手に数値を連日送信。最新のデータを現場が生かし、今季前半戦の快進撃が生まれた。ソフトバンクはヤフオクDに多数のカメラを設置し、映像面が充実。様々な角度からの映像を選手が個々の端末でチェックできる。16年に導入したトラックマンにも短期間で順応し、わずか2年目で日本一へとつなげた。

 巨人でもソフトバンク同様、球場内カメラの増設が検討されている。データを重視する鹿取GMの下、テクノロジーをチーム力に結びつける環境づくりを整える。

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