【巨人】ドラ4・北村、星稜・山下名誉監督からもらったYGマーク入りネクタイで入寮

スポーツ報知
黄金のネクタイで入寮した北村

 巨人の新人16選手が7日、川崎市内のジャイアンツ寮に入寮。ドラフト4位・北村拓己内野手(22)はYGマーク入りの金色ネクタイで巨人愛をアピールするなど、若きG戦士たちが早くもプロで活躍する決意を新たにした。

 金色に「YG」マークがちりばめられたネクタイには、ジャイアンツ愛があふれていた。北村は入寮日にこのネクタイを選んだ理由について聞かれると、「今日は入寮するという新たな一歩なので、つけてきました」と胸を張った。

 実は恩師から譲り受けた大切なネクタイだった。2日に行われた母校・星稜高のOB会に出席した時に、山下名誉監督が締めていたもの。「自分があいさつした時に(ジャイアンツネクタイに)気がついて、『つけてますね』と言ったら、最後に外して、いただきました」。貴重なプレゼントだからこそ、大事なプロとしての初日に身につけてきたのだ。

 星稜高のOBと言えば、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(43)=ヤンキースGM付特別アドバイザー=がいる。既に寮生時代に素振りした「素振り部屋」を見学し、ボロボロの畳を目の当たりにしている。「ああいった努力が実を結んで世界で活躍されたんだなと。(自分も)限界をつくることなく必死にやっていきたい」。球団では高木京以来となる同校出身者。“ゴジラ魂”も継承し、強打を武器に1年目から戦力になる。(後藤 亮太)

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