【巨人】田原と西村が合同トレで決意…勝利の方程式定着、“マシソン依存”からの脱却

スポーツ報知
自主トレを公開し、体幹トレを行う(左から)田原、西村、成瀬

 巨人の田原誠次投手(28)、西村健太朗投手(32)が8日、勝利の方程式入りへの決意を明かした。岡山・倉敷で育成・成瀬、日本ハム・公文、阪神・守屋との自主トレを公開。“マシソン依存”からの脱却へ、故障しにくい体づくりに着手した。

 田原「昨年はけががあった。今年は先発が完投する試合以外、全試合投げるつもりです。誰にも文句を言われない成績を残します」

 西村「右のリリーフはマシソンとカミネロ以外は競争だと思うので、誠次と2人で頑張りたい。若手に負けるつもりはないです」

 昨年は西村が上半身を痛めて45登板。田原が左膝痛もあり27登板だった。この日はヨガや体幹トレを徹底的に行った。練習メニューに重いおもりを使う筋トレはない。テーマは「股関節の柔軟性アップ」と「上半身、下半身の連動」。肩肘、下半身に負担が少ない力の出し方を体に染みこませた。

 西村「自分は股関節が硬い。けがをしない体をつくって、13年のような投球ができるようにしたいです」

 田原「シーズン終盤でもバテない体づくりをやって、無駄な力を使わず、今までより少ない出力でキレのある球を投げたいです」

 キャリアハイは西村が13年の71登板、42セーブ、防御率1・13。田原は64登板の16年を超えるつもりだ。昨年はマシソンが59登板中15度の回またぎとフル回転したが、2人が年間通して勝利の方程式に定着すればその負担も減り、ブルペンが厚くなる。(片岡 優帆)

巨人

×