【巨人】野上、コモドドラゴントレで“セ界最恐”に

2018年1月13日6時0分  スポーツ報知
  • 雪が降りしきる中、表情を引き締め自主トレを開始した野上(カメラ・岩下 翔太)

 西武からFAで巨人入りした野上亮磨投手(30)が12日、“最強寒波”の影響で雪が舞う熊本・山鹿(やまが)市で自主トレを公開。世界で一番恐れられているともいわれる動物・コモドドラゴンの動きを参考に、体全体の筋肉を使うトレーニングを披露した。一緒にトレーニングした西武の若手選手より素早い動きをするなど体はキレキレ。“セ界最恐”へ準備は万端だ。

 気温0度。粉雪が舞うグラウンドで、野上の声がこだました。「コモドオオトカゲだから!」。四つんばいになり50メートルの距離を歩く。インドネシアに生息するコモドオオトカゲの動きのマネをし、全身の筋肉を動かすトレーニングだ。西武の高橋光ら若手投手に負けないスピードで動き、体が万全な状態であることをアピールした。

 野上は福岡出身だが、西武時代の先輩・帆足(現ソフトバンク打撃投手)と自主トレを行った縁で、11年から熊本を鍛錬の地としている。朝9時30分、体育館で練習スタート。午前中は体幹トレや、肩の故障を防ぐため、背中の可動域を意識したトレーニングをメインに行った。

 13年から左膝の炎症に悩まされてきた。14年に体をゼロからつくり直そうとトレーナーを紹介してもらい、現在のトレーニングを始めた。午後から外でキャッチボール。極寒の中でも約50メートルの距離を悠々と投げ「キャンプの初日から投げられるように体づくりをしている」と約5時間、汗を流した。

 昨季は西武で自己最多タイ11勝をマークし、チームの2位に貢献。巨人は昨季14勝を挙げたマイコラスがメジャーへ復帰し、野上への期待が大きくなる。今春には妻で元「モーニング娘。」の石川梨華(32)との間に待望の第1子が誕生予定。気持ち的にも「高まってる」と話し、新天地での活躍に燃える。

 目標は2ケタ。初詣には行っていないが、野上家では家族で集まり、紙に今年の目標を書いて発表する。梨華夫人は不在だったが、両親や兄弟が集まった前で「2ケタ」と「ケガしない」を書いた。「先発として2ケタ勝ちたい。そこは目標としてる」

 まずはローテに食い込むこと。キャンプでは初日からブルペンに入り、首脳陣にアピールする予定だ。「1年間ローテ守ることが重要だと思ってる。ケガせずにシーズン完走できるように」と野上。“セ界最恐”の投手として、チームを日本一へ導く。(玉寄 穂波)

 ◆コモドドラゴン コモドオオトカゲの通称。1912年に新種として発表された世界最大のオオトカゲ。成長すると体長3メートルを超え、鋭い歯と爪でウシやイノシシまで襲う肉食で毒も持つ。足も速いため、日本テレビ系の人気バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日曜・後8時)では、07年にイモトが肉を装着し、どちらが俊足か対決するという企画も放送された。

ニュース 順位表スコア速報
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ